シックハウス問題に関する検討会を傍聴してきました

師走も押し迫った27日、厚生労働省で開催された「第23回シックハウス(室内空気汚染)問題に関する検討会」を傍聴してきました。

国の委員会の傍聴は初めて、あまり早く行きすぎてもなあと、少し時間をつぶしてから厚生労働省に到着すると、入館の列。少し早めに来た方が正解だったようです。

会場も傍聴の方でかなり埋まってました。

定刻ぴったり10時に検討会が始まりました。今回の会議からペーパーレスということで、先生方にはタブレットが配られていました。傍聴する人は前日ホームページにアップされた資料を各自持参します。

「シックハウス問題に関する検討会」では室内空気中化学物質の指針値を設定する検討を実施しています。現在は13の物質に指針値が示されています。第21回の検討会では、指針値を定められていない3物質の指針値案と、既に指針値が定めている4物質の改定案が示されました。これらについてパブリックコメントを実施したところ意見が多く寄せられ、その意見を基に再検討を行っているところです。

今回の検討会の結果としては、既に指針値が定められている3物質の改定案が決定し、そのほかは再検討となりました。

「室内空気中化学物質の指針値」の意味合いは過去の検討会の報告書では示されているのですが、あまり理解されていないということで今回はそのあたりも改めて丁寧に示されるようです。

指針値とは規制値ではないということ、超えたらだめで越えなければOKというものではないこと、などなど、これを一般のお客様にご説明するのはやっぱり少し難しいなあと思いました。

設計者としては、シックハウス症候群を防ぎたい時に13物質はひとつの目安としてとても重要だと考えています。この物質を含んでいてはだめということではないと説明がありましたが、判断する時にはその程度の確認は煩雑で、やはりSDSに含まれていないことを確認することが現実的ではないかと思います。

ただ、代替物質の安全性が確認されていないとすると、やみくもに13物質はだめとするのは違うのかなあと考えさせられました。

シックハウスについては、未だわからないことが色々ありますが、専門家の方が継続して研究をされていることも紹介がありました。

引き続き注視していきたいと思いました。

まきうち