小屋裏の調査しました

先週末、住宅の小屋裏に入り、耐力壁や小屋組の状況、雨漏り跡などの調査をしました。

この季節、小屋裏は暑く危険です。特に今年の暑さは尋常ではないので、クライアントが心配して保冷剤を首に巻くように用意してくれました。当日の小屋裏の温度は、午前8時で30℃でした。午前中に終了できたので良かったですが、午後には40℃を超えていたと思います。

今回のチェックポイントは、耐力壁(筋交い)の配置と小屋組みの構成(金物)の確認、雨漏り跡の有無などがメインです。

築50年以上で平屋建ての物件。下の写真は、竣工当時の貴重な写真です。現在は、隣家があるため撮影できないアングルからのショット。佇まいがなんともいい感じです。

今回の小屋裏の調査で印象に残ったことは、とてもきちんと建てられてるお宅ですが考えていたより筋交いが少ないこと、そして、下屋との取り合い部分に隙間があり、鳥やハチが侵入し営巣した跡があったことなど。この辺りはしっかり対策したいと思います。

いしざき