我が家の庭にある草木で染め物ワークショップ行いました。
講師は子供の友達のお母さん。
今回挑戦するのは月桂樹とモクレンです。
月桂樹は先日選定してもらったので山ほど枝葉があります。
月桂樹は葉っぱをひたすら取り、50リットルの鍋に入れていきます。
モクレンは花が咲き終わり少し新芽が出てきた枝を一枝切りました。そして新芽と枝を小さくカットしてこれまた鍋に入れていきます。
次にそれぞれの鍋に水をひたひたに入れて火にかけます。
煮立ったら一回煮こぼしました。これで汚れも落ち、煮汁の透明度が上がります。月桂樹はかなりの量なのでちょっと大変。
そして再度ひたひたに水を入れてまた煮だしていきます。ここからは30分くらいでしょうか。ひたすら煮ます。月桂樹はなんだかとても薬効成分がありそうなすっとした匂いがします。花粉症が良くなりそうな感じ。
煮だしていくとオレンジ色の煮液ができてきました。
そこで月桂樹を取出し、ミョウバンを水に溶かして入れます。このあたりの分量は先生任せ。ミョウバンを入れた後、月桂樹の煮液はすこし甘い匂いに変わりました。
その煮液に染めたい布を入れていきます。ウールやシルクは少し水に湿らせたらそのまま煮液に、綿はあらかじめ豆乳で下処理したものを少し水に湿らせてから煮液に入れます。
鍋を囲んでおしゃべりしながら20分くらい、月桂樹はオレンジがかったきれいな黄色に!モクレンは少しベージュがかった優しい黄色にそれぞれ染まりました。
月桂樹は50リットルの鍋にこれでもかこれでもかと葉を入れたのでかなりしっかり染まっています。モクレンは少し少なかったかな、染まり方が奥ゆかしい。
10時に開始した作業、気が付けば5時に。ランチを挟みましたが時間はかかります。
でも春のうららかな日、おしゃべりしながら布をかき回す時間はなんだかとても贅沢です。
今度は何で染めようかな。
まきうち