切手が出てきました

納戸の片づけをしていたら、小学生のころ集めていた切手が出てきました。

確か、使用済みの切手を集めて学校に持っていき、ワクチンにする活動があったように記憶しています。

当時長野県の小学校に通っていましたが、父は東京の会社に単身赴任で、海外からの手紙もたくさん届くので会社の人に頼んで切り取ってもらっていました。そのうち、気に入った切手は取っておくようになったり、海外出張した父がお土産に切手を買ってきてくれるようになり、それを取っておいたものです。
未使用の切手は、もともとは台紙に張られてきれいにパッケージされていたのに、保存していたクッキーの空き箱に入らないからと、台紙から外してしまったことが悔やまれます。(中学生くらいの時の所業かな)

多いのはアメリカ。未使用の切手も多数です。一番下は郵便が届くまで、沢山の人を介してるんだよ~ってことを時系列で紹介しているようです。続き物ですね。
左側の1段目や2段目のシリーズものの切手は図柄も統一されていて美しいです。
2段目の一番右はしのフィリップ・マッツェイという方、聞いたことないなあと、どんな人だろうと調べてみたら、アメリカ大陸に最初のブドウ畑を作った人のようです。そして愛国者として生誕250周年の1980年に切手が発行されたとのことです。

これは、西新宿にあるLOVEのオブジェだ!って発見。

中国、シンガポールやマレーシアなども多かったですね。そしてどこの国なのかわからないものが多数。せっかくだから調べてみました。
一番のお気に入りはこちら。チェコスロバキアの切手でした。ちょっと調べてみると、どうやらおとぎ話シリーズのようでした。

アラビア文字が踊っています。左はアジュマーン、右はシャル―ジャというアラブ首長国連邦の首長国とのこと。知りませんでしたぁ。
アジュマーンの図柄はエクスプローラー1号はアメリカ初の人工衛星のようです。

これはルーマニアでした。1972年のミュンヘンオリンピックの図柄のようです。

ドイツも素敵です。クリスマスの図柄のようです。

日本のものもありました。日本画など日本らしい図柄を取っておいたのかな。

右下は岡田三郎助の「あやめの衣」というものらしいです。岡田三郎助という方は知りませんでした。少し調べてみたら、アトリエから出てきた膨大な映像や写真から2016年にドキュメンタリー映画が作られているようです。これまた興味深い!

朱印船もありました。かっこいいです。

知らない国のなんと多いことか。知らない事のなんと多いことか。

でも切手を手掛かりに歴史を踏まえたちょっとした海外旅行をした気分になりました。お盆休みどこにも行けませんが、ちょっぴり豊かな気持ちになりました。

まきうち